慢性副鼻腔炎

慢性副鼻腔炎について

副鼻腔炎には、急性副鼻腔炎の他に、慢性副鼻腔炎があります。

ここでは、その慢性副鼻腔炎についてご説明したいと思います。


慢性副鼻腔炎とは、急性副鼻腔炎が治らずに、副鼻腔炎の症状が2ヶ月以上続く場合のことを差します。

慢性副鼻腔炎は、急性副鼻腔炎が治らず、慢性化することによって起こるので、原因はほとんど同じであると考えられますが、風邪などのウィルス性によるもの、重度のアレルギー、環境汚染物質などがその原因として考えられます。

家族が同じような症状を持っていることも多く、遺伝的要素もあるようです。

鼻と副鼻腔をつないでいる小さな穴が、これらによって炎症を起こし、腫れることによって閉じてしまい、副鼻腔にたまった分泌物(膿)が、排せつされにくくなり、慢性化することによって、慢性副鼻腔炎となります。

溜まった膿が、さらに粘膜の腫れを悪化させ、鼻の中に鼻茸(はなたけ)を発生させます。
鼻茸とは、炎症性増殖性の腫瘤(しゅりゅう)で、鼻ポリープとも呼ばれるものです。
これができてしまうと、さらに症状が悪化してしまいます。


一般的な慢性副鼻腔炎の他に、気管支喘息をを伴う慢性副鼻腔炎もあります。
このタイプの慢性副鼻腔炎は、鼻茸がたくさん発生し、鼻汁に非常に粘り気があり、完治するまで非常に時間がかかり、厄介です。
副鼻腔炎がさらに重症化した状態なので、早期治療が必要です。


慢性副鼻腔炎と判断する目安は、副鼻腔炎の症状が2ヶ月以上続くことの他に、鼻汁が3ヶ月以上続く場合、鼻汁が3ヶ月続いていなくても、鼻汁の他に強い鼻塞感が加わった場合、これらの症状に合わせて気管支喘息にもかかっている場合です。

これらに思い当たる方は、早めに耳鼻咽喉科を受診するようにしましょう。
急性副鼻腔炎が治らず、副鼻腔炎の症状が2ヶ月以上続く場合、慢性副鼻腔炎と診断されます。その慢性副鼻腔炎についてご説明いたします。